一般社団法人 精神科領域の感染制御を考える会は、精神科領域でのより良い感染制御を目指し、意見交換の場として、2008年12月に発足し、講演会を行っております。

第6回大会

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第6回精神科感染制御セミナーin北海道

参加お申込み期限を延長しました!2018年7月10日までお申込み可能です。

主催:精神科領域の感染制御を考える会・共催:札幌病院薬剤師会・後援:北海道精神科病院協会

 

大会長あいさつ

医療法人さくら会 わかば台クリニック
山内 勇人

 精神科病院では、施設構造上、閉鎖的環境が多いために飛沫・空気感染が蔓延しやすく、接触・交差感染の温床となるドアが数多く存在するなど特殊な環境にあります。また、精神状態や自己衛生管理の問題から病棟に病原微生物が持ちこまれやすく、さらに入院患者が感染症に罹患した場合、感染対策への協力が得られにくいために、他患や職員への感染暴露のリスクが高くなります。また、精神科では作業療法や集団精神療法などのように集団力動を用いることが多く、病棟の枠を超えてひとが集まる環境にあるため、病院内全体に感染が拡大しやすいことも特徴として挙げられます。

このように感染対策に難渋する環境にあるにも関わらず、精神科病院には感染対策に精通した職員は乏しくは一般科に比べて遅れをとってきました。私どもは2008年に「精神科領域での感染制御を考える会(以下、iCAP)」を発足し、精神科の特殊性を考慮した感染制御の技術向上と均てん化に組んできました。「精神科での感染対策」のノウハウは、精神科病院のみならず、認知症などの高齢者施設や被災地避難所などでの感染対策にも有用であり、最近では日本環境感染学会や日本感染管理ネットワークなどの専門職の学会で、シンポジウムや教育講演を担当するなど、一般科においても評価されてきています。

そして、より公益性のある活動を行うため、iCAPは平成29年9月より一般社団法人に移行しました。感染制御の領域別のサブスペシャリティの中で、最初に法人化したのは“精神科領域”であることは非常に誇らしいことであると考えています。
また、「精神科感染制御セミナー」は2013年より毎年開催し、開催地は別府、京都、静岡、川崎、仙台と徐々に東へその場所を移しました。 そして、今回の札幌での「第6回精神科感染制御セミナー」は、法人化して最初の記念すべきセミナーとなります。

本セミナーに参加された皆様が、十分な成果をお持ち帰り頂き、皆様の勤務されている医療機関で役立てて頂ける様、世話人一同準備に取り組んでまいりました。また、懇親会も設定しております。情報交換とともに、皆様の日頃の悩みを解決する糸口を探る場になればと思っております。

7月の北海道は観光のベストシーズンであるため、交通や宿泊の面で大変ご迷惑をお掛けいたしますが、世話人一同、心から皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

2018年6月吉日

開催日時
平成30年7月15日(日)16日(月・祝)

1日目9:00~18:00・2日目9:00~15:00

開催会場
札幌医科大学附属病院 臨床講堂、共用実習室、セミナー室

※日本病院薬剤師会研修単位シール(Ⅳ-2)配布予定です。

「精神科領域の感染制御を考える会」は、精神科領域でのより良い感染制御を目指し、意見交換の場として、2008年12月に発足し、年に2回、講演会を企画して参りました。
この度、集中して実践的対策を学べるように、去年に引き続き、第6回精神科感染制御セミナーを開催する運びとなりました。本セミナーが、同じ悩みを持ちながら精神科で感染制御に取り組まれている方々にとっての情報共有の場となり、貴施設での日々の活動の一助となればと考えております。
ご多忙とは存じますが、諸施設に広くご参加頂きたく、ご案内申し上げます。

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愛gao 笑gao 恵gao

 

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