一般社団法人 精神科領域の感染制御を考える会は、精神科領域でのより良い感染制御を目指し、意見交換の場として、2008年12月に発足し、講演会を行っております。

第5回大会

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第5回精神科感染制御セミナー

開催日:2017年7月16日(日)・17日(月・祝日)

会場:仙台市中小企業活性化センター 多目的ホール (アエル5階)
〒980-6105 仙台市青葉区中央1丁目3番1号
TEL:022-724-1200 FAX:022-724-1210

後援:宮城県・宮城県立病院機構・宮城県精神科病院協会
宮城県病院薬剤師会・宮城県薬剤師会
※日本病院薬剤師会病院薬学認定6.5単位

 

大会長あいさつ

山形大学医学部附属病院 検査部・感染制御部
森兼 啓太

医療機関等における感染対策・感染制御を取り扱う学会や研究会は、既に多数開催されています。しかし、様々な医療背景をもつ施設や個人が集結するそのような会において、精神科に特化した感染対策が論じられることは、数年前まではほとんどあまりありませんでした。そのような状況のもと、精神科領域に特化した感染対策を論じ、また関係する医療者に必要な情報提供を行う場の必要性を感じた人々を中心に、10年ほど前に「精神科領域の感染制御を考える会」が発足し、本セミナーが開催されるようになりました。

当初、小規模かつクローズドなシンポジウムを開催していましたが、2013年にはより多くの方々にご参加頂ける「精神科感染制御セミナー」という形での開催となりました。今回で5回目と、節目を迎えます。なお、セミナーの開催地は、別府、京都、静岡、川崎、仙台と徐々に東へその場所を移してきました。

精神科は、患者の特性、入院環境、医療従事者の人員配置など、様々な面で感染対策上の特殊性がみられます。私自身は精神科領域の専門家ではなく、一般病棟も含めた医療機関における感染制御を専門としています。現在、大学病院に所属していますが、精神科病棟を巡回するたびに、その感染対策の特殊性を痛感します。

また、最近、患者の高齢化に伴い併存疾患を持つ人が増え、様々な医療器具を使用する機会が増えてきているように思います。輸液ラインや尿道留置カテーテル、場合によっては気管内挿管による人工呼吸器を使用する患者もいます。今まで精神科領域であまり注目されなかった、これらの医療器具に関連する感染対策面に対しても、精神科領域の特殊性と合わせて対応する必要がありそうです。

本セミナーに参加された皆様が、十分な成果をお持ち帰り頂き、皆様の勤務されている医療機関で役立てて頂ける様、世話人一同準備に取り組んでまいりました。7月の東北は、既に真夏の暑さとなっているであろう関東以西の方々にとっては、一息つくことができる気候であると思います。陸路・空路とも交通の便も良い仙台へのお越しを、世話人一同心からお待ち申し上げております。また、懇親会も設定しております。情報交換とともに、皆様の日頃の悩みを解決する糸口を探る場になればと思っております。

2017年5月吉日

 

第5回セミナーの懇親会会場は本会場より徒歩3分
DUCCA仙台駅前店となっております。奮ってご参加ください。

 

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